台風シーズン到来…事故防止のために③
今回は自動車の冠水について、実際に保険金をお支払いしたケースなどを踏まえお伝えしたいと思います。
①低い場所の走行は避けましょう!
いつも水がない所に水があるときは注意が必要です!「たぶん大丈夫」と思って突っ込むのは危険です。対向車からの水を被ることもあります!警報発令時はアンダーパスを通過しないなど、過去に冠水した箇所をあらかじめ確認しておきましょう。
②水たまりを走行するときは、ゆっくり静かに!
自動車が速度を上げると、空気の吸入量も増えます。空気の吸気口はヘッドライト下など意外と低い場所にあります。そこから水が入るとエンジンに水が溜まり、自動車は動かなくなります。ディーゼル車はガソリン車に比べて吸い込みが強く、より注意が必要です。
③大切なお車の避難先を決めていますか?
建物は無理でも、人と車は避難できるという意識で、警報が出る前から、すぐ避難できるよう、準備をしておきましょう。
④冠水したらエンジン始動や、自走はしない
万が一お車が水に漬かったら、エンジンの始動や自走は控えましょう!
ハイブリッド車は冠水の水位がシート座面下部に達している場合でも部品の破損や、漏電・感電・車両火災の危険があります。
修理工場に被害を受けた車両が殺到すると損害確認、修理に時間を要します。
事前にご家族で対策方法などを話し合っておきましょう。