台風の季節にちなんだ話題を書きたいと思います。

近年、特に台風等の自然災害の発生後に、悪質な住宅修理業者とのトラブルに遭遇するお客さまが増加しています。

悪徳な修理業者とは、損害発生時の住宅修理等に関して「火災保険で直せる」といって営業活動を行い、事故偽装や過大請求、保険金請求に本来必要のない高額な保険金請求代行手数料を請求するなどの問題行為を行う業者です。

＜１＞強引な契約勧誘・法外な解約料の請求等
　　　□電話や訪問などで「火災保険金がでるので自己負担額なしで修理でき
　　　　るので、見積を作らせてほしい」などと勧誘し、強引に修理の契約を
　　　　迫る。
　　　□契約後に契約解約や修理を断ろうとすると、見積り額の５０％など法
　　　　外なキャンセル料を請求する。
　　　□修理が杜撰なケースもあるが、その旨を修理業者に連絡しても取り合
　　　　わない。　　　

　＜２＞不当な請求行為
　　　□修理業者が保険契約者・被保険者になりすまして請求したり、保険金
　　　　請求の委任状を取り付けるケースがある。こうした修理業者が保険会
　　　　社に連絡し、事故原因・損害範囲・程度などについて、お客さまの認
　　　　識と異なる報告を行う。
　　　□修理業者が意図的に屋根の瓦をずらしたり、壊したりし、破損した上
　　　　で、風災・雪災を装って損害の全部または一部を請求する。
　　　□修理業者がお客さまに、「損傷は経年劣化によるものだが、保険会社
　　　　や共済には、自然災害が原因という理由で申請するよう」勧める。

　＜３＞修理費の水増し請求
　　　□部分補修が可能であるにもかかわらず、全面交換・改修費用を請求し
　　　　てくるなど、必要ない修理や行う予定のない修理まで修理費用を請求
　　　　する。
　　　□屋根の工事等において、実際の工事では足場を組まないにもかかわら
　　　　ず、足場設置・撤去費用を請求する。
　　　
　＜４＞法外な手数料の請求
　　　□工事代金以外に、火災保険で支払われる臨時費用保険金などの損害保
　　　　険金以外の費用保険金を手数料としてお客さまに要求する。

◆当社にてご契約のお客様は、「保険が使える」と言われたら、まずご相談ください。

保険金詐欺の通報は　保険金不正請求ホットライン　0120-271-824

保険金に関する災害便乗商法　相談ダイヤル　0120-309-444

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