事故を知って交通事故を防止しましょう
12月は1年で一番事故が多い月と言わています。
理由としては、日が暮れるのが早い・忙しい人が多い・道が混むことが多い…などが挙げられます。
今回は特に高齢の方に多い事故パターンと対策についてまとめてみました。
【高齢ドライバーに多い事故】
事故パターン①
出合頭の事故が全体の約30%→見通しが悪ければ、徐行が必要です。一時停止の交差点では、しっかり停止しましょう。
事故パターン②
右折中の事故が全体の約17%→右折は急がず慎重に。急いで曲がると安全確認がおろそかになります。対向車の速度を見誤ったり、対向車の陰のバイクなどを見落とすこともあります。
事故パターン③
左折中の事故が全体の約9%→左折は後方の確認も大切です。左後方の安全を確認して、道路の左端に寄りましょう。徐行して前後左右の安全を確認しましょう。
【高齢歩行者を交通事故から守りましょう】
①「かもしれない運転」で高齢歩行者を守りましょう
高齢になるにつれ身体機能や反応速度は変化し、高齢歩行者は自分でも気づかないうちに危険な行動をとることがあります。
高齢者を見かけたら、起こりうる危険を予測して「かもしれない運転」を心がけましょう。
②「やさしい視線」で高齢歩行者を見守りましょう
昔からその土地で生活してきた高齢者は、気づかないうちに危険な行動をとることがあります。
高齢歩行者は自宅から500m以内での事故が多いことから、住宅地などでは特に注意が必要です。
③夕暮れから夜間、早朝は特に注意して運転しましょう
事故を知ることにより、防止できる事故もあります。
誰もが「加害者」「被害者」にならないために、事故パターンを知って、事故を防止するための行動を心掛けたいですね。
【参考文献】
一般社団法人 日本損害保険協会「みんなで実践!交通事故防止」
高齢者の交通事故注意喚起チラシ|日本損害保険協会 (sonpo.or.jp)(参照2023-11-22)